女装ブログ・小説
泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜
「さゆり。あなたは今日からさゆりよ。女として生きるのよ!」
「先生!やめてよ、僕は男なんだよ!」
「そんなこと言っても、私には可愛いお嬢さんにしか見えないんだもの。ねぇ、私の可愛いさゆり‥♡」
「いや、やめてぇー!」
‥ここはピアノ教室。いつものようにレッスンに来たのに、今日はいつもと様子が違う‥
お教室に飾られた可愛いドレス、ワンピース、ひらひらスカート、お洋服の数々‥
「先生、そのお洋服どうしたの?かわいいね。」
「あら、可愛いって言ってくれる?嬉しいわ。今度の発表会で着せようと思って。」
「僕と同い年くらいの子かな?仲良くなれるといいなー」
「仲良くなれるわよ‥とびきりね‥♡ちょっとこっちにおいで。」
・・・